2017/01/16 20:24

「気持ちは巻頭5万字、きっと誰かに届くさ」


Vo.& G.ワタナベシンゴさん



-今回のプロジェクトについてどう思いましたか?


 素晴らしいなと思いましたよ、僕は。


そういうアクションを起こす学生には会ったことがなかったから。


授業の一環だとしても、中心になって動いているのは学生で、単純にその思いに応えたいと思ったから一緒にやろうって決めた。


自分たちにそういう話を振ってきてくれたことも嬉しかったし、単純にそのTシャツを作るということ自体も自分たちのためになるだろうと。


 -デザインについてはどう思いましたか?

 

俺も別にデザイナーじゃないし、いろんなものをデザインしているわけじゃないから、これがいいっていう自信もないっていうか(笑)。


押し付けるのもあれだなと思いつつも、学生からのデザイン案が送られてきたときに、この案を元にすごい不細工な男の子と女の子にしようとは自分の中で勝手に思ってた。


っていうのは俺ら側のカラーも出したいっていうのがあって、俺たちも最初から最後まで参加してるっていうのが第三者が見たときにわかるようにしたかったから。


バンドのメンバーもシンゴが描いていいよって、いい感じのお任せ感で、「どうせ変な絵だろうけどね」って(笑)。


だから絶対ダメな男が描いた絵だなって感じは出したかった。

 

―このTシャツをライブで着ていただけますか?

 

ライブでは着ない(笑)! 


毎回ライブの時は白い無地のTシャツを買って、ライブ前にその日その時までに思ってることをTシャツに書いて出るっていうのを5年くらいやってるから、ライブでは着ない(笑)。

 

2017年のTHE BOYS &GIRLSの活動は?

 

2015年にアルバムを出して、その1枚しか俺たちはまだ出してなくて、2016年もずっとCDを出そう出そうって話をしながら、ライブも続けながらやってきたんだけど結局出せなかったっていうのは、単純に俺たちの実力不足っていうのがまずあって。


これが2016年の唯一の悔いだった。ライブは100本ぐらいやっていろんなところにも行けたし、新しい曲もたくさんできたんだけど。


でもCDを出す喜びを俺たちは知ってるから、2016年は結局それができなかったのが俺たちTHE BOYSGIRLS、札幌でやってるバンドとしての1個の足りなかったこと。


その間、下のバンドたちがバンバン出て来てさ、みんないろんなところに行き始めて、どこ行っても「誰々知ってる?」って聞かれて「知りません!!!」って知ってるけど(笑)、「全部知りません、全部友だちじゃないです!」って冗談だけどね。


だからそのCDでいろんな街の人に音楽を届けるっていうことができなかったから、もちろんライブ主義、現場主義なんだけど、2017年は絶対にCDを作る。


作って出して他の札幌のバンドたちが、本州とかに行ったときに「ボイガルとか仲良いの?」ってどこ行っても言われるぐらいまでCDをいろんなところに届けたい。その中でライブももちろんやっていきたい。

 

―最後にこのTシャツを買ってくれる方に、ひと言お願いします!

 

このTシャツは、学生と僕らと全然違う畑にいるようで意外と近い畑なんじゃないかなっていう関係性の両者がコラボしてちゃんと思いが重なって、つながってできたものだと思う。


どんな動機でもいいから1人でも多くの人に手にしたいって思ってもらえるといいなって思うし、それくらい気持ちの詰まったものが不器用ながらに我々が合わさったことによってできたんじゃないかなって思うから、うーん…ゲットしてください、お願いします(笑)。